▽職場では雪が降り積もりだし、お客も来ないので早めの帰宅となりました。
こんな時はゆっくり過去の名作でもと思い、尊敬してやまない荒木飛呂彦先生のジャンプ連載二作目「バオー来訪者」を取り出しました。
前作の「魔小年ビーティ」トリックとペテン、そして近作で人知を超えた超人バトル!
「ジョジョの奇妙な冒険」はこの二作があってこそ完成した作品だと思っております。
物語は、秘密組織「ドレス」の作り出した超生物バオー、それに寄生された小年と組織に利用されるべく誘拐された少女とのロードムービー的な展開となっており、映画的ナレーションや描写がとても良いのですが、残念ながらジャンプでの人気が出ず敢え無く打ち切りとなりました。
しかしながら物語的には綺麗に纏まっており、連載終了後当時のアニメ雑誌「ファンロード」が特集を組んで、連載終了後に人気が出た珍しい作品でもあります。
私としては主人公が変身したバオーも格好良いのですが、
ヒロインのスミレちゃんの口の悪さっぷりが好きですね。