密かに茨城&群馬の扱いが酷い

▽先日から引き続き、頂いたマンガの中に来月実写映画が公開される「翔んで埼玉」の復刻版が入っておりましたので少し紹介したいと思います。

はじめに

 この作品は実在の地名が出てきますが、あくまでも架空の日本という設定です。

あらすじ

 「埼玉」出身という事で激しい差別が行われる架空の日本。

東京の名門校・白鵬堂学院にアメリカ帰りの麻実麗（あさみれい）という男子生徒が転向してくる。

 容姿端麗で紳士的な物腰、スポーツ・学問共に優秀の麗に学院の誰もが虜になる中、自治会長で学院長の孫の白鵬堂百美（はくほうどうももみ）は一人反発する。

 しかし麗に挨拶代わりのキスで唇を奪われてからは「マイダーリン」と慕うようになっていくのでした。

  ある日東京のデパートで埼玉出身の麗の家の家政婦を庇った事で、麗が埼玉出身者であることが露見してしまう。

百美に別れを告げ所沢へと帰ってきた麗は埼玉県民解放の為、抵抗活動を始めるのだった。

麻美麗

白鵬堂学院３年Ａ組の転校生。

容姿端麗、スポーツ・学問共に優秀、紳士的な物腰で男女問わずに人を魅了する。

東京・丸の内麻美証券の御曹司で学院にも１億の寄付をしている為学院でも特別待遇されている。

実は埼玉一・二を争う大地主西園寺家の子息で、父親は麗を政治家にする為麻美家へ養子に出し、埼玉県民らしさを消す為アメリカへと留学させていたのでした。

父の考えに反発する麗は、埼玉県民自身が自信をもって差別を撤廃させる事が必要と考え、埼玉県民解放運動を展開する

白鵬堂百美

 学院の自治会長で女性の様な容姿だがれっきとした男性。

麗の転校当初は学院長の孫と言う事を殊更鼻にかけ横柄な態度だった。

しかし隙が無い為に友達が居ないことを麗に指摘され、麗にキスされた事で同姓ながら麗に恋心を抱くようになる。

それから性格も丸くなり、弱者に対して哀れみを抱くようになった。

麗に対する恋心から、解放運動を支援する。

埼玉県人は通行手形がないと東京に行く事が許されず、なんとか東京へ行っても自由がなく

百貨店に入ろうものなら警備隊に捕まり仕置きを受けた上に強制送還させられてしまいます。

「口が埼玉になる」ってどういうことなんでしょうかね？

兎に角凄い差別と言う事だけは伝わります。

でも茨城はもっと酷い表現されています。

東京都民から酷い差別を受ける埼玉県人が、更に差別するのが茨城県民だそうです。

原作は１９８６年に「花とゆめ」の別冊で三回に渡って連載されました。

元々魔夜先生が自身の住む埼玉をおちょくる形での連載だったのすが、横浜に転居することになりそれでも連載を続けると、単に埼玉に対する悪意だけの作品となる為に執筆を断念、未完の作品となりました。

 原作では伝説の埼玉県人・埼玉デュークが登場する前に連載が中断してしまったので、今回の劇場版で見れるのが楽しみです。

月曜から夜ふかし埼玉県民！

 元々はここで紹介されて、「この地方ディスマンガがひどい」が出版され再販版が売れたのですよね。

 たまたまリアルタイムで見てたのですが、あの時は映画にまでなると予想できませんでした。

【特別動画】映画『翔んで埼玉』から新年のご挨拶！／2019年2月22日（金）公開

ブログ内でまとめて書いても、この予告見たら全て解ると思うから余り意味が無かったかもしれないです。

はなわ - 埼玉県のうた（TEASER MOVIE）

まさか十数年たった今頃映画主題歌として起用されるとは思いもしなかっただろうな。

これではなわさんも息子のバーターじゃない仕事が入りますね。

それでは次回の講釈で。

このマンガがすごい! comics 翔んで埼玉 (Konomanga ga Sugoi!COMICS)

お前はまだグンマを知らない 1 (BUNCH COMICS)

劇場版「お前はまだグンマを知らない」

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