▽マンガ以外に推理小説や時代小説なんかも良く読んでいるのですが、最近はもっぱら少年時代に読んだ児童文学の文庫を読む事にハマっています。
あらすじ
中国地方にある稲穂県ミドリ市花山町(モデルは広島県で作者の那須先生の出身地)を舞台にハチベエ(八谷良平)・ハカセ(山中正太郎)・モーちゃん(奥田三吉)の三人を中心に物語が展開して行く。
何度かTVドラマやアニメになっており、映画とOVAも発売されています。
登場人物
八谷良平(はちやりょうへい)通称:ハチベエ・ 文庫表紙より手前左側
花山商店街の八百屋の一人息子、見た目通り腕白少年で日に焼けた色黒で身長は低いがスポーツは万能、ただし勉強は大の苦手。
考える前に動く行動派だがそれゆえ飽きっぽく失敗も多い。
またかなりの女好きだがデリカシーの無い性格が災いして上手く言った試しが無い。
山中正太郎(やまなかしょうたろう)通称:ハカセ・文庫表紙より手前右側
花山町市営アパート333号に住むサラリーマン家庭の長男(妹一人)近視で眼鏡を掛けており作中で「ラッキョウに眼鏡をかけさせたような少年」と形容される。
読書好きだが文学などのフィクションには興味が無く、科学や歴史等勉強に繋がるようなものを好み頭脳明晰なのだが小心者であがり症な一面があり、学校のテストではここ一番で能力を発揮できず成績はイマイチ。
読書や考え事をする際にトイレに籠る癖があり、そのせいでしばしば妹がトイレに入れず揉める事がある。
奥田三吉(おくださんきち)通称:モーちゃん・文庫表紙より一番後ろ
ハカセの住むアパートの別棟222号に住む。両親は早くに離婚し母親・姉と三人暮らし。
大柄で行動はのんびりしており、スローモーションなその姿からモーちゃんと呼ばれ遅刻の常習犯でもある。
おっとりとしてのんびりとした性格からか、クラスの女子からは人気が高い。
元々昔読んでいたのを読みたいと思ってはいたのですが、流石にハードカバーの本を読むのもなぁ・・と思っていたところ、結構昔夢中になった児童文学作品が文庫化されてることを知り、ブックオフ等で目新しいマンガが無かった場合に児童文学の文庫をちょこちょこと買い揃えていたのでした。
児童向け作品だけあって小説に比べると行間は広いし、挿絵もあるのでページ数があっても早ければ1~2時間で一冊は読めてしまいます。
シリーズは2004年に「ズッコケ三人組の卒業式」を発表して一旦完結しましたが、翌年「ズッコケ中年三人組」がスタートし2015年の「ズッコケ熟年三人組」で完結となりました。
流石に長期のシリーズとなったからか、六年生なのに運動会が夏休みに修学旅行が二回以上あったりと矛盾があり、「20年は小学生だった」等のセリフも見られます。
ですが今読み返しても十分に面白いので、昔読者だった皆様は久しぶりに読み返して子供の頃に戻ってみるのも面白いと思いますよ。
そういえば図書館に行くことがあったのでハードカバーのVerを探してみたのですが、文庫版と絵が変更されてることに驚きました。
全部を見た訳ではないですが、ひょっとして文庫版は挿絵の追加とかあるんでしょうかね?
機会があれば調べてみたいですね、それでは今回はここらでお開きとさせていただきます。
それでは次回の講釈で。
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