▽実写ドラマもキャスト陣が原作のイメージに近くて面白いのですが、やっぱりどうしてもドラマで追加される設定の変更やオリジナルキャラが気になってしまって、やっぱり原作の方が好きな珍しく新しい作品の「極主夫道」を紹介します。
主演の玉木さんのクオリティは高いんですけどね。
~あらすじ~
かつて辰崎組で不死身の龍と恐れられた最凶のヤクザがいた。
結婚を機に稼業から足を洗った龍は、調理・洗濯・掃除といった家事全般の達人専業主夫となっていた。
背中に龍の入れ墨を背負った目つきの鋭い男がドスを片手に・・
刃を向ける先は卵焼きで、愛妻のお弁当作りに勤しむ早朝。
完成後はSNSにアップする為のお弁当撮影。
やっている事はイマドキの若い女性の様なのですが、元最凶の極道という設定の主人公がやる事で、ギャップがいちいち楽しいですね。
主夫なので一生懸命働いて帰った奥さんを迎えるのも出所してきた組員を迎える様だったり、
タピオカの粉を手に入れるだけなのに、何故か危険な取引に見えたり、
町会の会費を回収するだけなんだけど、住民からは借金取りに間違われたり・・
別に昔の極道の立場を利用してやってる訳ではなく、逆に極道という事は黙っているのに風貌からどうしても醸し出される極道臭は消せないようで、一般市民とのギャップに笑えます。
でもやっぱり極道で得た知識は完全に消し去る事は出来ず、近所の子供を預かった際奥さんの大事にしていたアニメフィギュアを壊してしまった時は如何するかと思ったら。
この後、奥さんの美久さんが通りがかり土下座しました。
私が個人的にお気に入りなのは夫婦で小麦粉を買いに行った時のこのセリフ。
真面目にしてても昔の血は隠せないみたいですね。
そんな怖いけど優しい龍さんの主夫生活は、下記リンクのくらげバンチにて一部無料で読む事が出来ます。
これを読んで面白いと思った方は、現在単行本が6巻まで発売中なので宜しければ是非!!
また来年はアニメも放送されるそうで、元々最初に作られた実写版PVで主演を務めた声優の津田健次郎さんが龍の声をあてられるそうでこちらも楽しみです。
基本は古いマンガやアニメ作品の紹介が主でしたが、こういうメディアミックス作品を紹介するのも楽しかった、それでは次回の講釈で