どっちだろう泣きたくなる場所は?

▽地元の古書店は割と値段が適当といいますか、新しい作品は相場に沿ったような値付けがされてるのに、ちょっと古い作品になると値段がばらつきがあったりしてて意外と狙い目だったりします。

そんな中、ブックオフだと大体1900円~2000円ちょいの値段が付く「幽遊白書」が、セットで1200円と、1冊60円程度と割安だったので購入してきました。

~あらすじ~

 序盤は不良少年がトラックに引かれそうになった子供を助けた事で、あの世に行くはずだったのですが、霊界もまさか主人公が人助けをするとは思っておらず、霊界からの生き返る試練を受けることになり、霊界案内人ぼたんと霊体として様々な事件を解決して行く。

 

 序盤は幽霊になった事で様々な人の悩みや事件を解決するコメディドラマ仕立てだったのですが、ジャンプでは受けが悪かったのか生き返ってから霊界からの仕事を受け持つ霊界探偵として働くことになり徐々にジャンプお馴染みのバトル物に様変わりしていきます。

 そのお陰で人気はでてアニメ化もしたのですが、作者の冨樫先生は持病の悪化と編集部との考え方のズレで一応単行本ではちゃんと終ったかのように見えますが、冨樫先生敵に納得の行く物では無かったようですね。

最終章でのジャンプお馴染みのトーナメントも、主人公が勝利をおさめずぽっと出のキャラが優勝するという展開で期待していた展開で無くがっかりしたファンも多かったとか。

 実際連載当時単行本を揃えていた私の同級生は、ガッカリして全巻手放すというので貰ったのでした。


 その後冨樫先生は1998年にジャンプで「HUNTER✖HUNTER」を連載開始。

面白いのですが、あまりにも休載が多いという不名誉な事で有名になっていますね。

編集部的にも「幽遊白書」での対応の負い目があるからか、休載が続いても打ち切ったりできないのでしょうかね?
 

 それはさておき「幽遊白書」は面白い作品ですし、ストーリーの変化からジャンプ連載作品のクセを知るのも面白いのではないでしょうか。

 それでは次回の講釈で。

 


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